YouTubeとこれからの経営者像について

2020.07.19

今日は、自分にプレッシャーをかける意味でも「僕はしばらく、これに力を注ぎます」ということを、この場を借りて皆さんに発表させていただけたらと思います。

 

いわゆる所信表明ですね。

 

結論を先にお伝えさせていただくと、「実は最近YouTubeの配信を頑張っているので、応援よろしくお願いします」といった内容なのですが、それだけを伝えてしまうと「流行りに乗っただけでしょ?」と思われてしまいそうなので、この件について僕が考えていることを今日は少しお話し出来たらと思います。

 

まず事(こと)の発端は、僕が少し〝暇〟を持て余していた…という所から始まります。

 

次に手を付けたいと思っている事業アイディア自体は手玉としていくつか持っているんですが、「効果の最大化を狙うならスタートは今じゃないな」という期間がつい数ヶ月前に一時期ポカッとありまして(そういう意味での〝暇〟です)、逆に今考えている事業アイディアの効果を最大発揮するために何を今から仕込んでおけば良いかな、と色々考えた結果「今更だけどSNSに力を入れようか」という結論に至りました。

 

正直そこは避けて通りたかった道で、「そこ」というのは「僕個人を公に晒す」ということであり、基本的に僕は日の当たらない部屋で黙々とサービスのプロダクトに熱中していたいタイプの経営者です。

 

物事を設計しているのが一番楽しいんですね。

 

良い製品やサービスを生み出す事にフォーカスしている時が最高に興奮します。

 

しかし、『NIKEとadidasを超える』という宣誓・虚言・妄言(何でもいいんですが)を先日このコラムにて公表してしまっているので、そこは男として、そして経営者としてのプライドを守りたく、そのためなら手段を選ばず、自分をもう後には引けない状況にまで追い込もうと考えました。

 

加えて、もう一つ理由を挙げるなら「SNSを駆使できない(理解していない)経営者は会社を潰す」という僕なりの仮説もここにはあります(僕はSNSが好きではないだけで、マーケティングの観点では割と詳しい部類に属します)。

 

この話をもう少し砕いてお伝えすると、「〝経営者〟という役職に対して抱かれる〝社会的常識内〟でポジションを取り続ける人間が舵を取る会社は将来的に消える」ということです。

 

この話を展開していきます。

 

まず、インターネットの登場によって僕たちの世界は現在常時オンライン化されていますが、それによって生まれた恩恵や弊害は多くあります。

 

例えば...

 

・有名無名、国籍、学歴、宗教観に関わらず誰とでも繋がれるグローバルな社会

・オフラインのコミュニティ(親族や学校など)を越えて誹謗中傷が可能となったグローバルな社会

 

などが挙げられるかと思います。

 

そして、こういった現代社会で常識化された環境要因によって、特にインターネットに触れる時間の長い若い世代の価値観というのは、例えば僕たちの親世代である団塊の世代層が理解出来ないレベルで、急速に「多様化」し始めています。

 

「多様化」という言葉を分かりやすく説明すると、「そういう考え方もあるよね」という自分とは別の価値観に対して「興味」「関心」を向けて「理解」「納得」する力です。

 

他人の価値観に対して、瞬時に理解・納得、時に絶妙に線引きできる能力が高ければ高いほど、これからのグローバル社会で勝ち残れますし、逆にそれが出来なければよっぽどの社会的価値をその個人が保有していない限り社会から淘汰される未来が待っています(価値観そのものに価値はないからです)。

 

この力に関しては、別に年齢が低かろうが高かろうが関係ないと僕は思っています。

 

10代や20代、僕と同じ30代前半でも自分の価値観にこもり切って話が通用しない人は通用しないし、一方で先ほど引用した「団塊の世代」と一般に称される方でも、僕が日頃仲良くさせて頂いている優秀で偉大な方々は非常に多様性に富んだ考え方をしていらっしゃるので、この点に関してはやはり育った環境や常識に囚われず(言い訳せず)チャレンジして来た〝場数(経験値)〟によって変わってくるものだと感じます。

 

この話も踏まえた上で、先に挙げた「経営者」という役職に対して世間が持つイメージの話を回収しに行きたいと思いますが、僕が実際に感じ取っている世間が抱く「経営者ってこういうもの像」は例えば2つほど挙げるとこんな感じだと思います。

 

・株主たちに後ろから刺されない様に問題を起こさない立ち振る舞い

・ステークホルダーの利益を守ることが重要だからクリーンな経営を心がけるべき

 

確かに理解はできて、僕自身もそうだと思っていましたし、そんな隙なくクリーンで理想的な経営者像には憧れます。

 

しかし、こういうイメージというのは、僕たちよりも遥か上の世代、つまりはインターネットも無く情報が民主化されていない時代がつくり上げて来た幻想で、その実態は今も昔も「経営者」、いやここで僕が言っているのは「創業者」だと思うのですが、とにかくその類の人たちの個性は強烈で、パナソニックの「松下幸之助」も京セラの「稲盛和夫」も、それこそ僕が目標にするNIKEの「フィル・ナイト」もアディダスの「アドルフ・ダスラー」も、やってきたことは本当に破茶滅茶で、一般的な感覚から見ればその言動というのは誰しも常軌を逸してます。

 

それこそ現代人が知っている経営者で言うと、ソフトバンクの「孫さん(孫正義)」だって今結構会社がやばい時にTwitterで自分のハゲネタを呟いて炎上していたり、Facebookを創った「マーク・ザッカーバーグ」も、Amazonの「ジェフ・ベゾス」も、テスラの「イーロン・マスク」も、公の場やSNS上ではブッ飛んだ発言や行動で株主と大揉めしていたりします(それでも、例えばイーロンに関しては直近でトヨタやGMを時価総額で打ち抜いて、結果として全員手のひら返して彼のことを称賛したりしていますが...)。

 

つまり何が言いたいかというと、多くの人というのはこういう「今の常識」や「裏側の真実」を知らずに(考えずに)、成功者の表面上だけを切り取った「常識」を脳内に形成しながら、物事を称賛・批判していることが多いということです。

 

しかし、これは非常に短絡的な物事の見方であって、それこそ自分の価値観に固執したり、他人の価値観に反して批判を受ける事を恐れ、それを言い訳にすることで結果チャレンジしないというのは、自分の人生が勿体ないと思うんですね。

 

それこそ、恐らくこれからの時代において「閉ざされたオンライン」という文化が到来するのは確実で(この話もまたします)、それを頭で理解しているのに実行へと移さないのは、経営者としてナンセンスじゃないかな、と僕の中では自問自答した結果、YouTubeをはじめとするSNSに本格的に力を入れることを結論付けました(このCEOコラムもその一環です)。

 

「今更YouTubeは参入障壁が高すぎる」と思っている人も多いかと思いますが、とはいえ僕自身それなりに物事を緻密に設計できる人間だと思っているので、ただ思い付きで始めるのではなく当然勝ち筋をキチンと設計した上で、そこに経営資源を割くことを意識しています。

 

どうせやるなら徹底的に勝ちに拘りますし、ありがたいことに100万人を超えるチャンネル登録者数を誇る番組の編集メンバーとタッグを組むこともできました。

 

ということで、『NIKE』『adidas』を超えるためにも、フィル・ナイトやアドルフ・ダスラーの時代に無かった「インターネット」という武器を駆使しない手はありません。

 

…とまぁ、そんな気持ちでYouTubeの活動も経営業と並行しながら、めげずに飽きずにの精神で、まずは1年間は続けて行きたいと考えています。

 

スポーツ産業界やアスリートの人生に向けて、少しでも有益な情報を発信していくつもりですので、皆様、応援よろしくお願いいたします。

 

 

今回のYouTubeチャンネル開設に当たり、オフィス内に撮影用スタジオも完備しました。

 

これも一つの「後には引けない状況」なので、作っちゃった以上はスタジオをフル活用して本気で頑張ります(笑)。

 

 

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森裕亮(オンリーワンCEO)

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