代表取締役CEO森裕亮からご挨拶と今後の抱負について

株式会社オンリーワンを日頃から暖かく見守り支えて下さっている皆様、まずは当コラムをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

コロナパンデミックの流行が始まり今日で丸2年が経過したとWHO(世界保健機関)から本日3月12日付で声明が出ていることを確認し、「もうそんなにも時間が経ったのか」と様々な感情がフラッシュバックする所から本日の私の業務はスタートすることとなりました。

この2年、私たちの活動を支えて下さっていた多くのプロアスリートや、パンデミックの影響で大きな打撃を受けた同業・他業界の経営者の方々が置かれている状況を間近で見て来た中で、多くの焦燥や苦渋、やるせなさを感じざるを得ない状況にありました。

そして弊社オンリーワンも決してその例外ではなく、2年前から描いていた事業構想からは大幅な方針転換や様々なプロジェクトの中断・中止を余儀なくされました。

しかし、これらは一重に会社の代表を務める私自身の完全なる人間的未熟さ、そしてそれ以上に経営者としての視野の狭さを始めとする実力不足が原因となります。

「社会の公器となる企業を目指す」ということを、2年以上前にもなる本コラムの内容にて綴らせていただいてはおりましたが、この2年という歳月の中で会社の器は代表者の人間的器以上に成長しないことを〝文字面〟だけではなく〝原体験〟として痛感し、人として、そして一企業経営者として何が足りていないのかを深く理解すると共に、努力に報いることが出来なかった仲間達への後悔も強く残っております。

しかし、それでもなお弊社を応援し、そして支えて下さっている方々のためにも、今目の前にある仕事一つひとつ、そしてそれを与えて下さる方々一人ひとりに対し真摯に向き合い、社会に求められる仕事を担いながら、引き続き関係者の方々と共に社会の公器となる企業を一企業経営者として志していきたい所存です。

ここ半年ほどの期間は、様々な業界関係者の方々とのネットワークの構築に時間を割いておりましたが、より充実した支援をアスリートを始めとする多くのスポーツ産業従事者の方々に引き続きご提供していきたいと考えております。

わたし自身も改めて現場の最前線に立った上で、スポーツを心から楽しめる世界の創出を目指し、今後も各方面に向けて力を入れ活動を押し進めていきたいと考えております。

この度は、本コラムを最後までお読みいただきありがとうございました。

今後とも、株式会社オンリーワンを何卒よろしくお願い申し上げます。

追伸

現在のロシアによるウクライナに対する軍事侵攻とそれによる人命損失には酷い憤りを覚えています。

報道によれば多くの現地アスリートの命も奪われ、今なお空爆などにより多くの方々の命が失われている現状に、私自身は「世界の絆」を全く感じることが出来ていないというのが現状です。

コロナパンデミックも含め、このような悲しい現実を知った際に自分自身が何も出来ないという現状は、3.11の東日本大震災の時に感じた強い無力感と同様のものを感じます。

何か自分にできることはないのか。そんなことばかりが頭の中を巡る日々ではありますが、まずは一日でも早い停戦合意に至り一人でも多くのひとが救われること、そして世界に平和が戻ることを心より願っております。

新しいスポーツ文化を創造し、世界の絆を強くする。

株式会社オンリーワン代表取締役CEO
森裕亮