NIKEとadidasを超える

2020.07.19

今日はコラムのタイトル通り『NIKEとadidasを超える』についてお話ししたいと思います。

 

その話に入る前に、まず...

 

いつも弊社オンリーワンのコラムをお読み頂いている方々は、この文章に若干の違和感を感じているのではないかと思いますので、その違和感を先に回収しておきたいと思います。

 

そうなんですね。

 

実は今回のコラム更新より、わたくし〝森裕亮〟本人が実際にタイプを走らせつつ文章をつづっております。

 

この辺りの理由も近々話せたらと思うのですが、ひとまず話を「本日のコラムタイトルについて」へと戻したいと思います。

 

さて、『NIKEとadidasを超える』なんて、また森裕亮は大きく出たものだと、スポーツ産業界に君臨する2大モンスターカンパニーの偉大さを、何となくでも具体的にでも把握している方々に思われてしまうのは無理も無い話かもしれません。

 

しかし、この2社の何が凄いかということを何となく把握していては話が展開できない事もあり、まずは次の具体的な数字をご紹介することで皆さんと認識の共有を計りたいと思います。

 

次にご紹介するのは昨年度における『NIKE』『adidas』2社の〝売上高〟です。

 

【 2018年-2019年「NIKE」「adidas」2社の売上高 】

※1ドル=110円/1ユーロ=120円で換算

N I K E 4兆3000億円

adidas  2兆6300億円

 

凄い数字ですよね?

 

なお、この2社に続く業界第3位となるスポーツ用品メーカーは『アンダーアーマー』で、売上高は5,720億円と、『NIKE』『adidas』には大きく水をあけられております(米国内では2社を猛追する成長の勢いを有していますが)。

 

加えて、日本ブランド最上位は『アシックス』の売上高3,780億円の全体第7位で、次いで『ミズノ』の売上高1,781億円(第8位)が続きます。

 

ちなみに、日本国内における「小売業」の最上位は、『ユニクロ』で有名な『ファーストリテイリング』で2兆2000億円です。

 

『ファーストリテイリング(ユニクロ)』と聞くと、ビジネスに詳しくない方でも、先に挙げた『NIKE』『adidas』という2社が誇る売上高の規模感は何となくイメージが掴めるのでは無いかと思いますが、『NIKE』に至っては『ファーストリテイリング(ユニクロ)』のおよそ2倍の売上高を誇ります。

 

なるほど...

 

もうここまで桁が違ってくると良くわかんない感じですね。

 

「〝兆〟ってどんな次元だろうか?」という感じです。

 

さて、「この2社の売上高をいかにして超えるのか」という方法論に関しても語りたい所ですが、本日のテーマでは無いのでこちらも本日は割愛させて頂くとして(ここは僕なりにシッカリと考えています)、まずはどうしてこんな大きな目標を改めて会社として掲げる事になったのかについてを、今日は皆さんにお伝え出来たらと考えています。

 

ちょっと大きな事を言っておくと、いつしかこの目標の達成が現実味を帯びて来た際に、今回のコラムの内容はプレミア物になるかもしれません...(なので、ぜひ今日の内容に目を通しておいて下さい)。

 

ということで結論から入りたいと思いますが、僕が『NIKEとadidasを超える』と掲げた理由は大きく2つあります。

 

①業界を変えるには圧倒的に稼ぐしかないから

②最近個人的にワクワクが足りていないと感じていたから

 

②が気になるかもしれませんが、まずは ① からお伝えさせて頂けたらと思います。

 

これは嫌味ではなく、ちょっとだけ真面目な話です...

 

時には経営者として複数のメディアに取り上げていただき、時には自分よりも優秀な経営陣が事業に参画し共に事業を成長させ、スポーツ産業界で旗揚げしてから会社としては何事もなく成長し、早2年と数ヶ月が経ちました。

 

まだまだ会社として掲げる理念達成へは序盤も序盤ですが、それでも産業の構造や今保有する事業の勝ち筋みたいなものも自分なりに見え始めてきている今の段階の中で、一つ個人的に感じていることがありまして、それは「〝プロスポーツ〟の経営が花形の様に扱われる」という業界内に漂っている〝価値観〟への違和感です。

 

多くの方が口を揃えて言う「スポーツ産業を盛り上げよう」という想いの温度感は、同じ業界にいる人間として理解・共感できるのですが、それを口にする多くの同業者の目線の先が『チーム経営』というのは「どうかな?」と個人的には思っています。

 

そもそも「盛り上げる」という言葉の定義が何となく曖昧に業界内では使われている気がしていて、そこで僕個人が思う「産業を盛り上げる」の定義をまずはここで具体的に明記しておこうかと思います。

 

それは、100%言い切れますが「利益を上げる」ということです。

 

もっとストレートに言えば「稼ぐ」ということです。

 

むしろこれ以外に方法がありません。

 

僕が立ち上げたオンリーワンという会社が語る「グローバルミッション(企業使命)」では『新しいスポーツ文化を創造し、世界の絆を強くする。』という言葉を用いていますが、「盛り上げる」という言葉を「文化を創る」という言葉に置き換えた時にも、それを実現する最も具体的な方法というのは高い利益体質を企業として一刻も早く築き、業界内において圧倒的に稼ぎ、市場の流通額を高めること...

 

そうすることでしかそれは叶わない、そう僕は思っています。

 

つまり、ここで言いたいことは何かというと。

 

それを成し遂げるための手段として、盲目的に『チーム経営』を目指すのはどうかと思う、ということです。

 

下部リーグからスタートして1部リーグ昇格を目指す事に経営資源を初手から割くことは僕としては選択肢に無いので、そういった〝ミクロ(点)〟の話は本業が別にある、例えばソフトバンクや楽天やサイバーエージェント、それこそユニクロや最近だと鹿島を買ったメルカリといった財源に余裕(?)のある大手企業に任せておこうというスタンスです。

 

オンリーワンが安易に『チーム経営』を検討しないスタンスを構えているのにはいくつか理由ありまして、具体的な例を一つ上げると「日本は少子高齢化に向かっており、遅かれ早かれ〝日本国内だけ〟の人的資源で国内スポーツリーグを潤沢な利益体質として築き上げていくのには限界が来る」といった背景などがあります。

 

こういう話をしていると、実際にそれを目指す方々(または既に取り組んでいる方々)を敵に回す可能性もあるかもしれませんが、でも僕は本当に業界の成長を思うのであれば、何かとスポーツに関わることを美談で済ませず、こういった不都合な真実にも目を向けていかなければいけないと思うので、好感度は先に捨てた上で正直に発言していこうかと思います。

 

しかし、誤解の無いようこれだけは伝えておきたいのですが、僕はそういった取り組みに重きを置いている同業者の方々を否定しているのではなく、むしろ「凄く応援したい」と思っています。

 

あくまで、この発言を僕にさせているのは「視点の違い」から来るものであり、冒頭から伝えている通り、代表を務める僕やオンリーワンで働くメンバーが目指しているのは、あくまで「スポーツ産業を世界規模で拡大する」ことであり、そのためには「圧倒的に稼ぐ」ことが重要であり、だからこそ「サッカー」「野球」「バスケ」といった特定領域に力を注ぎ影響力を持つよりも、産業を包括的に捉えた事業を推進しよう、という話をしています。

 

僕の意見については賛否両論あるかもしれませんが、多分これは事実で、なぜなら「稼げる業界」に才能ある人材というのは集まり、合わせて新規参入が増えれば増えるほど、あらゆる製品やサービスは競争の中で進化し続け、良い製品やサービスがあれば市場に回遊する顧客の数も比例して増幅します。

 

だからこそ僕は、スポーツ製品やサービスの創造に可能性を感じているんですね。

 

何よりも昔から「図工」「美術」「体育」は大得意でした。

 

そして、「その領域で最も稼いでいるのは誰だ?」の問いに対して「私だ」と言い返してきたのが、『NIKE』と『adidas『という2社だったという次第です。

 

それで、調べてみると『NIKE』に至っては売上高が4兆3000億円。

 

単純にこの規模の企業が国内に2社あれば15兆円行くのでは(スポーツ庁が掲げる目標数値)という、本当にここに関しては純粋に何も考えずに足し算をしただけではありますが、とりあえず「その一角を自分が担おうかな」と思ったのが事(こと)の経緯です。

 

でも実は、『NIKE』の歴史というのはたった40年と少しで(思ったより短いと思いませんでした?)、しかも最初は日本のアシックス社が製造する『オニツカタイガー』のアメリカ販売権を取得した所から歴史は始まっています。

 

これを聞くと、「あれ?やり方次第でなんか行けそうな気がする」という気にもなりますし、ここで僕が得意とする「何となく行けそう」が始まって、それを実現するための具体的なアイディアが不思議と生まれ始めます。

 

そして、ここで理由その②の、最近ワクワク不足な自分がいたという点に繋がりますが(この感覚結構大切にしています)...

 

その理由は2つあったと僕自身の中では結論付けていて、1つは会社設立時から手掛けていた『EQ』というサービスが一旦僕の手から離れたこと。

 

これは「僕じゃなくても磨き上げられるところにまでサービスを〝創り〟終えた」という、手持ち無沙汰に近い様な感じかもしれません。

 

そして、もう1つが、少しナルシズムな表現になりますが、最近僕がどんな事業アイディアを発信しても、あまり人から驚かれなくなったということです。

 

確かに、自分が生み出したサービスを称賛いただく一つの形として、複数のメディアから「世界初」や「歴代初」といったタイトルをいただくことは喜ばしいことではありますが、一方でそういった受賞タイトルばかりが一人歩きして、実際に事業経営者として本格的に実績を積み上げる前段階から必要以上に一目置かれている状況は、とにかく「ヤバイ」と個人的には感じています。

 

例えば、周囲の「期待値」が必要以上に高くなっていることで、僕が立案する事業アイディアが安易に肯定される機会も多くなります。

 

これは一見すると褒められている様で、見方を変えれば「驚きを提供できていない」ということであり、「感動させられていない」ということであり、それは僕にとって「無関心」に近いということであり、「存在意義皆無」の致命的状況です(ちょっと自分を持ち上げ過ぎていますが〝演出〟ですので、お許し下さい)。

 

だからこそ、かのアップル創業者のスティーブ・ジョブズの言葉を借りるのであれば、経営者なんていう〝妄想家〟としての職務を全うするのであれば、例え他人から理解されなくとも、もっとハングリーかつ馬鹿であるべき(stay hungry stay foolish)で、もっと自分が理由もなく何となくワクワクする様な、それでいて人が「それは馬鹿げた目標だ」と笑ってくれる様な具体的で分かりやすい目標を、改めて掲げるべきだと思ったんですね。

 

後半でつづってきた内容だけ切り取ると、自信過剰で何だか少しヤバそうな奴にも聞こえますが、別に僕は自分の実力を軽視しているわけでも見積もり過ぎているわけでも無く、「0.1%の可能性を信じて馬鹿げた目標を掲げるチャレンジャー」というポジションが、結局一番無敵で心理的にも心地良いという事を今実感しているということを伝えたい...

 

というのが今日のお話になります。

 

ということでオンリーワンは今後、『NIKE』と『adidas』を超えにいく存在を企業として目指していく所存でございます。

 

ちなみに「超える」の定義は、もちろん今日の話からもお分かりの通り「売上高」です。

 

それも僕の寿命が尽きる前、つまりは〝一代〟で超えに行きたいと思います。

 

自分が持って生まれた人生の可能性を使い切るつもりで、この目標に向かって今後もメンバーと共に挑戦していきます。

 

恐らく〝良い線〟まで行くと思うので、応援して頂けると非常に嬉しいです。

 

初回投稿、約5,000字。

 

少し長くなってしまいましたが、最後までコラムをお読みいただきありがとうございました。

 

引き続き、弊社オンリーワンとメンバー一同を何卒よろしくお願いいたします。

 

森裕亮(オンリーワンCEO)

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